【投資】基本の「き」の字、複利について
投資を始める上で切っても切れない複利について
複利とは「元金に対して利息が発生した時、次の元金に組み入れる」方式。
逆に単利とは「元金に対して利息が発生するが、次の元金に組み入れない」方式。
わかりやすく100円をトイチ貸し(10日で1割の利息)で例えると
複利の場合 単利の場合
1日目:100円 100円
10日目:110円 110円
20日目:121円 120円 その差1円
一見最初の20日だと差がないように見える、たかだか1円じゃん
ただ、昔の人はよく言った物です「1円を笑う物は1円に泣く」
複利の場合 単利の場合
30日目:133円 130円
40日目:146円 140円 その差6円
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360日目:3091円 460円 その差2631円
トイチで1年運用した場合こうなります(青が単利、オレンジが複利)
投資に関しても同じことが言えます。
株、金、不動産に投資して得ることが出来る配当金、それを再投資する事。
それが複利を活かす方法であり資産を効率よく増やす方法だと言えます。
複利を考える上で絶対必要な物
ただしこの方法には1つ絶対に必要な物があります。
それは「時間」
複利と単利を見比べた際に20日目までは1円しか差が無かったのは見ての通り。
複利のパワーを活かすにはどうやっても「時間」という要素が不可欠です。
得た配当金で「お寿司を食べに行く」か「再度そのお金を投資に回す」か?
60歳になってから投資を考えるか、今から投資を始めるか?
配当金でお寿司を食べに行けば事実上の単利に
60歳になってからだと複利パワーを活かすまでの時間が短い
もし日本の先行きや老後、将来が不安であれば分散投資について
積極的に考えてみるのが良いと思います。
何故分散投資なのかはまた後日。