【投資】分散投資の重要性
投資は一に分散、二に分散、三に分散
投資を始めようと思い立った時何を思い浮かべるでしょうか?
どこかの会社株?金?ドル?不動産?それとも最近だと仮想通貨?
貯金をはたいて気になった所にALL INはちょっと待った方が良いです!
投資はギャンブルではない
前提として本当の意味での投資はギャンブルとは全く反対だったりします。
「えーだって値段上げ下げするし、暴騰したり暴落したりするじゃん」
おっしゃる通り、投資した先の資産の価値は上がったり、下がったりします。
でもその前に一つ覚えといて欲しい事があります。
日本円の価値は変わってないのか?
1890年の国家公務員初任給:50円
1950年の国家公務員初任給:4223円
1990年の国家公務員初任給:157300円
2018年の国家公務員初任給:181000円
ここ130年くらいで3620倍、50年で42倍くらい増えてますね。
これは「初任給」なので1カ月50円あれば十分昔は暮らせていた、
円の価値が変わってきているという事なのです。
ちなみに、仮に1950年に給料を銀行に無利子(そんな事普通ないけど)でいれてたとして、今の価値でどうか?利息が無いものとすると今も変わらず4223円です。今引き出して使うとすると1カ月の給料全部使って飲み会1回分くらいですかね。
1カ月働いたのに飲み会1回だなんてあんまりだ、と思うかもしれませんが事実として日本の円の価値ってこれだけ変動してるんです。この変動を見た上で、この先自分が死ぬまでの年数の事を想像してみてください。
今月の給料を老後に向けてまるまる貯金したのに、
いざ老後になったら二束三文になってる可能性もあるって超怖くないですか?
日本人の円を信用し過ぎ問題
「投資はリスクがある」という事は周知の事実ですが、日本で働いて日本円で給料をもらっている限り「日本円というリスク」を抱えてる事になります。
最近だとベネズエラの極端なインフレで100万%という事がありましたが、日本で例えるなら「昨日まで10円だったうまい棒が、円の価値が下がったので今日から1000万円払わないと買えません」という事になります。イヤイヤイヤイヤ無理でしょう。ベネズエラのような極端なインフレになるかは別として、資産が円に集中している事にリスクがある事はこれでわかるかと思います。
2017年 2018年7月
1円 10ボリバルフェルテ ⇒ 0.00064ボリバルフェルテ
ではもしベネズエラの人が資産をボリバルフェルテ(ベネズエラの通貨名)だけではなく、海外の株を10万円相当分として持っていた場合はどうでしょうか?株の値段は年始に少し下がりましたが徐々に値段を戻してます。
仮に去年10万円相当のボリバルフェルテを株にして、今戻した場合1万ボリバルフェルテ⇒1万ボリバルフェルテ相当の株⇒154957534ボリバルフェルテもし株にせず1万ボリバルフェルテのまま持っていた場合は当然10000ボリバルフェルテ株にしてた場合と、してなかった場合のその差額154957534-10000=154947534ボリバルフェルテ自国の通貨の価値が下がっても、株側で価値を保っていてくれたおかげ資産価値を維持出来た事になります。これは日本円でも同じことが言えます。
投資はギャンブルではないという本当の意味
大前提として「物の価値は変わる物」であり「相対的に評価」される物です。日本円だけで資産を持つという事はつまり「知らず知らずのウチに日本円の価値が上がる事だけに一点賭け」してるのと同じ事だったりします。
人口減って、国債も多く、高齢化していく国の通貨でそれしたいですか?よそに分散しておきたくないですか?
なにか一つの資産が上がる事に全財産を賭けるのは確かにギャンブルでしょう、でも正しく分散投資をした場合は長期的にはむしろリスクヘッジだったりします。中長期的に需要がありそうな物に、いくつか分散して資産を配分しておく(株で銘柄違いとかではなく、株、不動産、円、ドル、仮想通貨といった完全なジャンル違いで)事でどこかが下がっても他で対応できます。日本円一点賭け、そろそろやめませんか?
【筋トレ】基本の「き」の字、効率の良い筋トレについて
効率の良い筋トレの前に
ライザップの広告や、ダイエット、筋トレ効果のビフォーアフターの写真を誰もが見た事あるかと思います。「はじめはぽっちゃりだけど、これを始めたらこんなに変わりました!」というやつです。実際に体重も減って寸法も確かに変わっています。
でも実際自分が減量して、実際に体重が減っても「自分は思った程良くならなかった」
と思った事はありませんか?写真の人はあんなに変わってるのに。
実は写真を並べてみると1つ明確に共通している事
BEFOREの写真が「圧倒的に姿勢が悪い」
AFTERの写真は「圧倒的に姿勢が良い」
姿勢の良し悪しについて
ダイエットやトレーニング系の商品やサービスで体重、体脂肪、筋肉についてはよく言及されますが、姿勢については軽視されがちです。それはなぜか?
姿勢が良くなるだけで一瞬で見た目がグッ良くなってしまうから。
だって姿勢直すだけで結構変わるならその商品やらなくても良いやって思いません?
実の所BEFOREの時点で姿勢を治すだけで結構よく見えてしまうのです。
よくあるダイエットの写真は見た目が良くなるのは減量+姿勢の2つの掛け算
そうはいっても良い姿勢の維持ってしんどい
でも良い姿勢って慣れるまでに維持するの大変だし、一瞬は出来てもずっとはキープできないですよね。私も元々姿勢が悪かったので、なんで姿勢が良い人は良い姿勢がキープできているのか正直不思議でした。彼らが楽に出来てることが何故自分が出来ないのか?
それは姿勢を維持するのに使う筋力が足りない/違う筋肉を使っているから。
よく考えたら単純な話ですよね、体は骨と筋肉で支えられてて、適切に支えられてないから姿勢が崩れる。
姿勢が良い人は背筋から腰にかけて遅筋を使っていい姿勢を維持できます。
その一方で姿勢が悪い人は速筋を使って瞬間的に姿勢を整えます。
※遅筋は持久が得意な筋肉、速筋は瞬間的なパワーが得意な筋肉
つまり普通に「いい姿勢」になりたい場合は
いい見た目⇒いい姿勢⇒姿勢維持する筋肉⇒腰から背中にかけての遅筋を鍛える
一流のスポーツ選手やモデルさんで姿勢悪い人があんまりいない
いわゆる「いい姿勢」というのは人間が本来あるべき姿勢なので、体のバランスも良く魅力的に見えます。また体のバランスが良いとトレーニングをしていく上で怪我もしづらくなります。
筋トレをはじめようと思う人は大抵下記のような人たちかと思います。
- スポーツのパフォーマンスを上げたい人
- 健康を考えてお腹周りが気になってきた人
- 見た目をよくしたい
どうせ同じ筋トレをするならあわせて姿勢を良くして
見た目×パフォーマンスの両方アップさせませんか?
姿勢の効果をもう少し掘り下げた後、鍛え方を後日載せていきたいと思います。
【投資】基本の「き」の字、複利について
投資を始める上で切っても切れない複利について
複利とは「元金に対して利息が発生した時、次の元金に組み入れる」方式。
逆に単利とは「元金に対して利息が発生するが、次の元金に組み入れない」方式。
わかりやすく100円をトイチ貸し(10日で1割の利息)で例えると
複利の場合 単利の場合
1日目:100円 100円
10日目:110円 110円
20日目:121円 120円 その差1円
一見最初の20日だと差がないように見える、たかだか1円じゃん
ただ、昔の人はよく言った物です「1円を笑う物は1円に泣く」
複利の場合 単利の場合
30日目:133円 130円
40日目:146円 140円 その差6円
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360日目:3091円 460円 その差2631円
トイチで1年運用した場合こうなります(青が単利、オレンジが複利)
投資に関しても同じことが言えます。
株、金、不動産に投資して得ることが出来る配当金、それを再投資する事。
それが複利を活かす方法であり資産を効率よく増やす方法だと言えます。
複利を考える上で絶対必要な物
ただしこの方法には1つ絶対に必要な物があります。
それは「時間」
複利と単利を見比べた際に20日目までは1円しか差が無かったのは見ての通り。
複利のパワーを活かすにはどうやっても「時間」という要素が不可欠です。
得た配当金で「お寿司を食べに行く」か「再度そのお金を投資に回す」か?
60歳になってから投資を考えるか、今から投資を始めるか?
配当金でお寿司を食べに行けば事実上の単利に
60歳になってからだと複利パワーを活かすまでの時間が短い
もし日本の先行きや老後、将来が不安であれば分散投資について
積極的に考えてみるのが良いと思います。
何故分散投資なのかはまた後日。
日本の先行きを踏まえての投資と筋トレ
はじめまして、6alloonです
まずは簡単な自己紹介
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- 現職のゲーム開発ディレクター、運営中タイトルのKPI分析、コンサル
- 海外育ち、大学から日本に帰国
- 大学では法と政治専攻、経済も少々
- 一時期体脂肪23%超えも、戻して体脂肪10%にカムバックした33歳
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このブログの書きだしとして、
「何故投資と筋トレの重要なのか?」の前に、「何故そこに行き当たったのか?」
についてが書きだしとして最もふさわしいと思う。
日本の人口オーナスのヤバさ
唐突だが人口オーナスという言葉は聞いたことはあるだろうか?
少子高齢化という言葉は皆さん聞いたことがあると思う。
人口オーナスとは「人口構成が変わった結果として経済にマイナスになる」
という意味の言葉なのだけど平たく言えば日本はこの先
- 労働人口が老齢人口よりも多い状態になる
- 若い人への投資よりも老齢人口の社会保障へ向かう状態なる
- 人口が減るので今3本の橋がある所、使わない橋を2本選ぶ必要が出てくる
- その先の結果として日本経済全体縮小と、日本円の価値低下、生活水準低下
日本は人口オーナス状態に入ってくわけだがこの状態は
つまるところ、これまでの「人が増えるから明日が今日より良くなる」状態から
「人が減るから明日が今日よりしょぼくなる」状態になるという事だ。
人口オーナス期に入る日本でどう備える?
年金は払い損、税金と社会保険料は年々あがる、人口自体も減っていく。
そうなった時、個人単位ではなにが重要か?
その答えが「筋トレ×分散投資」
つまり「歳をとっても動ける頑健な体」と「日本円に依存しない収入の構築」の2つではないだろうか?
筋トレと投資のメリットについて
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筋トレのメリット
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分散投資のメリット
- 「日本円だけしかもっていないというリスク」の分散
- 時間が味方のうちから「お金に働いてもらう」準備をする
- 日本国内の経済がこの先悪くなって「歳をとっても生活水準を維持」
- 日本の経済が停滞しても「国外が成長」する事で資産が増える
メリットだけ書くとアンフェアなのでぱっと思いつくデメリットもある
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筋トレのデメリット
- 姿勢が良くなり人によっては態度が大きいと思われる
- ぽっちゃりの可愛さとは若干トレードオフ
- 頭の中でカロリー計算を自然として筋トレに良さそうな物を選んで食べる
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分散投資のデメリット
- 投資した先の物の価値がさがれば当然資産も下がる
- 日本が今後死ぬほど経済成長をすれば、日本円の価値も引っ張られて上がる。
- ちゃんと勉強しないとよくわからない
改めて何故「投資×筋トレ」なのか?
投資と筋トレ、この二つに共通しているのは「時間」のファクターが大きい事、
1日で結果は出ない、中期、長期、そして継続する事で真価が発揮されてくる。
「時間が味方のうちに動く」それがこの話の肝になる。
歳をとっても若々しく、経済的に自由な状態をこの先構築するために、
そこに向けてどういった事をしていくのかをかみ砕いて今後情報を共有していきたいと思います。